株式投資に役立つ4つの相場指標
※本ページはプロモーションが含まれています株式投資をする上で、今の市場がどのようになっているか把握することはとても重要です。
株価の動向や市場全体の動きを捉えるために様々な相場指標が活用されています。
相場指標は、市場全体の株価動向をみるためだけでなく、株式運用のパフォーマンス評価の基準としてや、株式市場を1つの投資対象と見た場合の取引対象そのものとしても用いられます。
このページでは、株式投資に役立つ基本的な4つの相場指標を紹介します。
日経平均株価
日経平均株価は、株式市場の動きを見るもっともポピュラーな指標で、東証1部の上場銘柄のうち市場を代表する225銘柄を対象に計算されています。
「日経平均」や「日経225」、「Nikkei 225」と表記されることもあります。
銘柄の入れ替えや株式分割があっても、指標としての連続性が失われないよう、分母(序数)の修正などで保たれています。
また、採用銘柄は、業種のパランスなども考慮しながら、年1回程度の見直されます。
日経平均株価の特徴として、一部の品薄株(流通している株式数が少ない株)や、値嵩株(株価の高い株)の値動きに影響を受けやすい点が挙げられます。
東証株価指数(TOPIX)
東証株価指数(Tokyo Stock Price Index, TOPIX(トピックス))は、東証1部に上場している全銘柄の時価総額について、昭和43年1月4日の時価総額を100として指数化したものです。
新規上場、上場廃止、公募、第三者割当などにより株式の増減や株価の変動が生じた場合は、連続性を維持するために、基準時の時価総額を修正します。
TOPIXは日経平均と違い、一部の値が高い株の影響を必要以上に受けるおそれはありませんが、時価総額の大きい株の影響を受けやすくなっています。
JPX 日経インデックス400
東証全体(東証1部、2部、マザーズ、ジャスダック)から、資本の効率的活用や投資家を意識した経営など、一定の要件を満たした、投資家にとって魅力が高い会社400社(400銘柄)で構成される株価指数。
選定の手順
選定手順は3ステップに分かれています。
Step1
債務超過の会社、3期連続赤字の会社などは除外。
Step2
売買代金と時価総額から上位1,000銘柄を選定。
Step3
ROE、営業利益、時価総額を加味して400銘柄を選定。
売買高(出来高)
証券取引所で売買契約が成立した株式の総数。
売り1,000株と買い1,000株の取引が成立すると出来高は1,000株になります。
市場が生協の時は、売買高も膨らみます。
おわりに
株式投資に役立つ4つの相場指標を紹介しました。
今回紹介した相場指標以外の指標もありますが、まずはこの4つをしっかり覚えておきたいですね。
また、指標の意味が分かっても、自分の中にその指標の基準ができないと、指標をみてもピンと来ないと思います。
これらの指標はニュースでよく流れているので、常に気にしながら見ることで指標の感覚を身につけたいですね。