VimRepressを導入して出るエラーと個人的対応策
※本ページはプロモーションが含まれていますVimで書いた記事をそのままWordPressへ投稿してくれるプラグイン、VimRepress。
とても便利なのですが、2012年から更新されていないので、2016年11月現在のVim8.0の環境で動かないコマンドがちらほらあります。
少しの修正で僕が欲しい機能は使えるようになったので、それまでに出たエラーの対処法を紹介します。
Vim8.0splhack/macvim-kaoriya: MacVim-KaoriYaを使い、VimRepressはpentie/VimRepressのバージョン3.2.0を使っています。
BlogOpenのエラー
vim-scripts/VimRepressで「BlogOpen」を行うとエラーが出る。
vim.error: Vim(echoerr):something wrong: Vim:E121: 未定義の変数です: VIMPRESS
VimPress時代の「VIMPRESS」が残ってしまっているのが原因。
pentie/VimRepressは変数とか細かいバグを修正してくれている。カラースキームも設定してくれているみたい。
Vim7.3では問題なく開けるが、7.4や8.0だとエラーが出る。
vim.eror: Vim(echoerr):something wrong: Vim(echoerr):Invalid Index: 1
下記ファイルを開き、
~/.vim/bundle/VimRepress/plugin/vimrepress.py
下記部分の「blog_index = 1」を「blog_index = 0」にしてあげるとエラーが出なくなった。
@exception_check def blog_guess_open(what): """ Tries several methods to get the post id from different user inputs, such as args, url, postid etc. """ post_id = '' blog_index = -1 if type(what) is str: if what.startswith(g_data.blog_url): blog_index = 1
BlogSaveのエラー
vim.error: Vim(echoerr):The package python-markdown is required and is either not present or not properly installed.
python-markdownがインストールされていないって怒られた。
「EditFormat」がMarkdownに指定されているので、送信時に「python-markdown」がないと怒られた。
"EditFormat : Markdown
Markdownで書く予定はないので、「EditFormat」を「HTML」に変更したら問題なく送信できた。
"EditFormat : HTML
デフォルトで「EditFormat」になっていて、いちいち「HTMl」へ戻すのが面倒なので、下記ファイルを開き、
~/.vim/bundle/VimRepress/plugin/vimrepress.py
下記部分の「Markdown」を「HTML」へ変更すればデフォルトでHTMLになる。
def fill_buffer(self): meta = dict(strid="", title="", slug="", cats="", tags="", editformat="Markdown", edittype="")
#Use Markdown text if exists in custom fields for field in struct["custom_fields"]: if field["key"] == G.CUSTOM_FIELD_KEY: meta['editformat'] = "Markdown"
新しいタブで開くようにする
BlogNewやBlogOpenで記事作成画面を開くと、既存のウィンドウが上下分割されて開かれます。
記事を書くなら画面を大きく使いたいので、新しいタブで開くようにしました。
下記ファイルを開き、
~/.vim/bundle/VimRepress/plugin/vimrepress.py
615行目付近の「:new」を、
vim.command(":new")
「:tabe」に変更します。
vim.command(":new")
これで新規記事作成や記事編集時に画面分割でなく、新しいタブで開くようになります。
おわりに
バージョンアップがされていないので使い続ける不安がありますが、Pythonを使えればなんとかなりそうです。
Pythonも勉強すれば自分がやりたいこともできそうなので、快適なWordPress環境構築のため勉強しないとな〜